血をつくる方法 食事編 ⑥
血をつくる方法 【 食事編 ⑥ 】
今の自分はこれまでの食生活でつくられています。
人間は口にしたもの全てで体がつくられています。
自分の体をつくる食事の見直しで体の改善をしていきましょう。
⑥ 血流不足には鶏肉を!
血をつくる為には鶏肉です。
東洋医学の本場中国では一般的に広く知られています。
薬膳では、
『 気血を補い、体を温め、胃腸を助ける 』
滋養食といわれています。
鶏肉は江戸時代から、内臓を補強し脾臓と胃を整え、
婦人病と産後にいいとされています。
肉以外でもタンパク質はとれますが、
同じ量のタンパク質を植物性のものや野菜からとっても吸収率が全然違います。
タンパク質だけではなく、必須アミノ酸の量も違います。
鶏肉とほうれん草では、
鶏肉の方がほうれん草の5倍の鉄分が吸収されます。
肉はタンパク質の塊です。
血の原料である鉄分とタンパク質を同時に摂取することができます。
健康的なイメージの玄米食やマクロビも血が少ない方にはおすすめしません。
血が増えて流れるようになったら検討してみてください。
鶏肉を増やした食事にするだけで、違いが分かるくらい変わります。
烏骨鶏は特に栄養価に優れています。
普段食べるスーパーの鶏肉でしたら、少し奮発して地鶏を。
鶏肉料理の中でもおすすめは、参鶏湯( サムゲタン )薬膳料理です。
血をつくる力が高いのが骨の部分です。
骨付きの手羽先や手羽元を、
1日目はスープで、2日目はトマトを入れて、最後はカレーで締める、など。
鶏肉は血流を増やす食材として、気軽に食べてみてくださいね。