暦の上では『 秋 』です

ここから「 秋の気 」が本格的に立ちはじめ
心も体も夏から秋へと移り変わる時期です。

秋は「 肺 」の養生をしましょう。

肺は乾燥に弱い臓器です。
空気が乾燥しはじめ「 肌・喉・鼻・大腸 」が乾きやすくなります。

梨・れんこん・百合根・はちみつ・大根・杏仁豆腐
など白いものや水分が多い物を食べて肺を元気にしましょう。

秋は「 悲 」かなしみの感情と関係し、
悲しみや寂しさが増す時期で気分が落ち込みやすくなります。

「 秋は黄昏 」ですね。

深呼吸や軽い運動で「 気 」を巡らせましょう!
日光浴や自然に触れる時間も有効です。

秋は「 収斂 」しゅうれんの季節です。
( 収斂 = 引締め )

活動量を抑えて静かに過ごすことで肺が養われます。
少しずつ「 内に向かう 」暮らしにシフトしましょう。

特に夜更かしは肺に負担をかけます。
早寝早起きを心掛けましょう。

秋から「 冷え対策 」を心がけましょう。
朝晩の寒暖差が出るため、知らず知らずのうちに冷えが入りやすくなります。
薄着のままだと風邪や下痢、関節痛の原因にも!
少し早いですが冷え対策は今からです。

立秋は夏の疲れを手放し秋へと整えていく大切なタイミングです。

「 肺・乾燥・冷え・感情 」がキーワードです。

体の声をよく聞き、潤いを保ち無理せず静かに過ごして、
秋を元気に迎えましょう!